解体工事のすべて。失敗しないための基礎知識

坪単価での計算

解体工事の坪単価とは

解体工事のすべて。失敗しないための基礎知識

建築物が老朽化してしまった、別の建築物に変更することとなったなど、様々な理由で解体工事は行われます。
解体工事は非常に専門性の高い技術が必要であり、同時に作業の多くは危険作業となるために、時として費用は高額のものとなることもあるでしょう。
こうした解体工事の費用の目安を算出する際には「坪単価」を利用すると便利です。
坪単価とはその名のとおり、建造物の一坪当たりにかかる解体工事の費用を指す言葉です。
この費用は地域や建造物の種類などによって、様々な異なりが出てきます。
この建築物の種類というのは大きく分けて木造、鉄骨、RCのいずれかということになるでしょう。
木造、鉄骨はその名のとおり、建物の躯体がそれぞれ木材で出来ているもの、鉄材で出来ているということになります。
RC作りというのは建築業界の用語においてReinforced-Concrete、すなわち鉄筋コンクリート造りということになります。
これ以外にも建造物の建築方法はいくつかありますが、現在一般的に存在している賃貸物件などの場合はこのいずれかに当てはまることが多いでしょう。
坪単価の相場をそれぞれの種類別に見ると、東京都の場合の一坪当たり費用はまず木造の場合が3.5万円、鉄骨の場合が4万円、RC造りの場合は4.5万円となっています。
関東県内という範囲を見るとこの相場はあまり変動することがありませんが、RC造りの相場だけを見ると、平均額は4.5万円ですが、最安値だと4.0万円、最高額だと7.0万円と比較的大きな差が開いているということには注意が必要です。
もちろん解体作業はその作業内容や使用する機材、用意する人員などの違いから同様に比べられないこともありますから、安いからといって仕事がいい加減なところに依頼するのは問題があるといえます。
だからといって高ければいいというわけでもありませんので、解体工事を依頼する際には何よりも、依頼先企業の実績や担当者の説明内容、見積もりの内容などをしっかりと確認して依頼先を決定することが重要です。
また豪雪地域などにおける冬季の工事などでは、その分必要な道具が増加する、作業のペースが変更されるなど諸所の条件が重なることによって変動することとなりますので、あくまでも目安としての金額であるということには注意が必要です。
解体作業は非常に危険を伴う作業であり、万一事故が発生した場合、依頼者も何らかの責任を負わなくてはならないというケースもありえます。
費用という面は作業を行ううえで非常に重要となりますが、同時に作業の安全性や信頼性などを加味し、慎重に検討を重ねるようにすると良いでしょう。